負圧可変ベンチュリータイプのキャブレターの代表的なものとして「CVキャブ」があります。
CVキャブは日本の「ケイヒン」というメーカーが作ったもので「CV=コンスタント・バキューム」の略語です。
CVキャブは、自然環境の影響を受けないで、低回転から高回転まで、スムーズにエンジンを動かすことができるという特徴があります。
負圧可変ベンチュリータイプという名前の通り、ベンチュリー径を変化させる事による、安定した吸入負圧の発生により、エンジンの性能を安定して引き出すことができるのです。
ただ、スロットルを開け加速が生じるまでのタイミングが、やや遅れがちという印象を持つ人もいます。
またCVキャブ以外にも、SUキャブレターというものがあり、これはイギリスの自動車で主に採用されてきたキャブレターです。
キャブレターを変えることで、乗り心地が変わることが多いのですが、SUキャブレターは、ハーレー独特のトルク感をじっくり味わえるキャブレターとして、好むハーレーオーナーも多いです。